
9月1日から8日にかけて茨城県つくば市で第30回国際情報オリンピック(IOI2018JAPAN)が開催され、世界87の国と地域から、約340人の高校生等が集まった。
国際情報オリンピックは、数理情報科学の能力を競うプログラミング・コンテストで、毎年、様々な国・地域の優秀な生徒を一堂に集め、科学的・文化的経験を共有することを目的に開催されている。第一回大会は1989年に開かれ、日本は1994年から参加、今年で16回目の参加となった。
競技は二日間行われ、それぞれ3問が出題される。制限時間は5時間。最終的に全問を通しての合計点数で競う。
今大会には日本代表として4人の高校生が参加し、金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル2個の成績を収めた。
国際科学オリンピックは数学・物理・化学・情報・地学・生物学・地理の7分野で行われ、日本はそのすべてに毎年参加しているが、2020年に合わせた大会誘致にも取り組んでおり、2020年に生物学、21年に化学、22年に物理学、23年には数学の大会の開催を予定している。


