文部科学大臣賞1件、科学技術振興機構理事長賞1件、審査委員長特別賞2件、優秀賞6件を選出。
10月7日、8日の2日間、全受講生900名の内90名が参加して、38件のポスター発表で日頃の研究成果を披露した。審査は、次世代の科学者に求められる科学的探究能力の獲得度合い、研究の専門的達成水準、研究の意義や貢献を適切にアピールできているか、などを基準に行われ、結果は右の通り。
文部科学大臣賞に輝いた袴田(はかまだ)彩仁(あやと)さん(静岡市立高等学校2年17歳)は、『BR反応における新しい振動の発見』のタイトルで発表。「GSCでは得られる情報量や専門知識の深さや幅が違う。大学の先生だけではなく、他校の生徒や先生とのディスカッションができるのも、研究を深める上でとても貴重。これからもBR反応のメカニズムや発見した振動について、より詳しく解明していきたい」と、今後の意気込みを語った。
