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世界に通じる英語を学ぶ名古屋大学の英語

文:大学ジャーナル編集部

初出: 大学ジャーナル Vol.87(2010 年 5 月)

2009年度から全学教育科目の「英語」に新しいカリキュラムを導入した名古屋大学。濵口プランの一環で、グローバル社会で通用する英語力の育成を目的としている。

入学式前のプレイスメント・テスト(TOEFL-ITP試験とCriterion(Writing)試験)で習熟度に応じ3コースに分かれるため、各人のレベルに合わせた学びが可能になっている。年度末にも同様の試験で成果を測る。点数の伸びが大きいなど、結果が優秀な学生には総長表彰が行われた。

通常の対面授業のほかにeラーニングによる課外学習が組みこまれているのも新しいカリキュラムの特徴の一つ。これは単位取得のためにも必要で、各コースとも週に2時間半ほどライティング、リーディング、リスニングのメニューをこなす。課外学習によって全体の学習量を増やすことで、習熟度が低い場合は英語力の底上げを、高い場合はさらにレベルを上げることが可能になる。また学習履歴が残るため、教育効果や学習効果の分析が可能で、それぞれにフィードバックを行うことで効果的な英語教育を実現している。

また、学術論文を読み、書く力をつけるために、語彙や文法だけでなく、文章全体や各段落の構成について理解を深めるパラグラフ・リーディングと、わかりやすい文章を書くためのパラグラフ・ライティングにも力を入れ、実践的な英語力向上をはかっている。

カリキュラムを新しくすると同時に、英語学習についての相談やeラーニングの利用方法など、多岐にわたる相談を受け付けるアカデミック・イングリッシュ支援部門、英語学習の支援を目的としたE-ラウンジが設置されるなど、サポート体制も充実している。

大学ジャーナル Vol.87 掲載

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